G大阪のDF陣が川崎Fの強力攻撃陣を封じる。29日のホームでの対戦に向けて、28日は大阪・万博練習場で約1時間半練習を実施。

 GK東口順昭(29)は「(川崎Fは)サッカーもしっかりしているし、ポゼッションもうまいし、役者も多い。DFとしてやりがいがある」と、警戒した。

 リーグ2位につける相手の強みは8試合で18得点を誇る攻撃力。DF丹羽大輝(30)は、特に注意すべき選手を「(中村)憲剛さん。憲剛さんからのラストパスを注意したい」。長谷川健太監督(50)は「(大久保)嘉人と憲剛とのラインはいいんで、憲剛から自由に(パスを)出されちゃうと危ない。憲剛はいろんなところに動くんで、近くにいる選手が(中村に)ストレスを与えるようにしないと」と、抑えどころを明かした。

 G大阪は前節福岡戦で勝利したものの、現在リーグ8位。新本拠地では公式戦7試合で1勝しかしていない。東口は「川崎に勝てれば勢いに乗る。ホームで勝てるように、鬼門と言われないように結果を出したい」と、引き締めた。