G大阪が、超高校級DFの争奪戦に参戦する。

 神奈川・桐光学園DFタビナス・ジェファーソン(3年)が6日、大阪・吹田市内でトップの練習に初参加した。東京五輪世代でガーナ人の父とフィリピン人の母を持つジェファーソンは、現在東京や川崎F、磐田など6クラブが獲得へ興味を示す左サイドバック。この日は、リオデジャネイロ五輪代表のDF藤春とプレーし「左足でのボールの持ち方が参考になった」と感激していた。

 約1時間半の練習後、長谷川監督は「フィジカルが強い。運動量もタフ」と高評価。クラブ関係者も「うちに来て(東京五輪世代の)初瀬と争って欲しい」と期待した。本人は来月中にも結論を出す予定で「自分の成長につながるチームに行きたい」と話した。

 現在の国籍はフィリピンだが、20歳になれば日本の国籍を取得する予定。「いつか日本代表でプレーしたい。東京五輪は目標にしたい」と強く意気込んでいた。