浦和の「KLM」6試合ぶり先発そろい踏みが見えてきた。

 25日に行った11対11のハーフコートゲームでは、リオ五輪にオーバーエージ枠で出場していたFW興梠が1トップ、後方の2シャドーにMF李、武藤が入る形がとられた。

 前節20日川崎F戦では、ブラジルから帰国直後のK=興梠は途中出場。L=李、M=武藤とそろっての先発はならなかった。その試合後、興梠は「疲れはそんなにない」と先発に意欲。実戦形式でトリオを組んだことからも明らかなように、27日神戸戦では3人の先発そろい踏みの可能性が高い。

 川崎F戦では11試合ぶりにチームは敗戦。武藤は「内容は悪くなかった。前の選手が決めるべきチャンスを決めないと。僕もチャンスで外してしまった。でもミスを引きずって、プレーが悪くなるのは一番よくないこと。神戸戦では集中して挽回したい」と意気込む。気心しれたトリオを先頭に、浦和が再び連勝街道に乗る。