浦和が鳥栖との上位対決を制した。

 先制したのは浦和。前半41分、FWズラタンからパスを受けたMF宇賀神友弥が右足でシュート。これが左ポストへ当たり、ゴールに吸い込まれた。同44分には、MF関根貴大のスルーパスに反応したMF武藤雄樹がゴール左へと決め2-0とした。

 鳥栖はハイプレスとショートカウンターで何度も浦和のボールを奪取するも、浦和の好守備に阻まれた。前半11分、FW豊田陽平がフリーでシュートを放つも、サイドネットに当たった。同42分にもエルカビルがヘディングシュートもGKの正面だった。

 まず1点を返したい鳥栖は後半3分、MF金民友がペナルティーエリア左から左足でゴールを狙うも、右へ外れた。浦和は同13分に武藤がGKと1対1になるも好セーブに遭った。同33分にも宇賀神のパスにFW李忠成が合わせるも右に外れた。ロスタイムにも両チーム決定機を迎えるが、両GKの好セーブで得点ならず。

 このまま前半に挙げた2点を守りきった浦和が3試合ぶりに勝利した。