U-16(16歳以下)日本代表の東京U-18所属のFW久保建英(たけふさ、15)が、背番号50から“プロの世界”に踏み出す。東京は16日、久保をトップ登録したと発表した。プロ契約を結ばなくてもトップチームでのプレーが可能となり、当面はセカンドチームのJ3での出場を目指す。今季中に出ればJリーグ最年少出場記録を更新。中学生Jリーガーとなる。

 50番はJ登録できる最大番号。スペインの名門バルセロナの下部組織に所属した天才に対し「一番大きい番号からはい上がれ」(チーム関係者)と期待が込められた。

 久保はインドで開催されているU-16アジア選手権1次リーグのベトナム戦で先制FK弾を決めた。Jでデビューするチャンスは帰国後。お披露目はJ3富山戦(10月16日・アウェー)以降の6試合。そこから久保の新たな挑戦が始まる。

 なお、久保と同じU-18所属のMF平川怜(16)もトップチームに登録された。こちらは背番号14。