岡山湯郷は地元の声援を背に最下位脱出を目指したが、前半の2失点が響き、勝ち点1差で自動降格となった。

 大黒柱の宮間はこの日もベンチ外。今季途中、当時の指揮官との不和などによる退団騒動の末、残留したものの、チームの窮地を救えなかった。

 試合後、グラウンドであいさつした谷本会長は「新しく生まれ変わって日本一を目指すチームになって戻ってくる」と誓った。

 険しい表情を浮かべていた宮間に対し、スタンドからは「宮間」コールも起きた。報道陣の取材には応じることなくスタジアムを去った。