7年ぶり8度目のJ1制覇を遂げた鹿島のMF柴崎岳(24)とDF植田直通(22)が4日、オフ返上で練習した。チャンピオンシップ決勝第2戦で、年間勝ち点1位の浦和と15差の同3位から下克上。一夜明けたクラブハウスにはコチョウランなど祝福の花が約40ほど届き、汗を流した植田は「チームは優勝したけど、自分はベンチだった悔しさがあるので休んでいられない」。前夜はテレビ各局の取材対応で、帰宅したのは午前4時だったが「もう次の試合に向けた競争は始まっている」と切り替わっていた。

 チームは今日5日から練習を再開し、初出場するクラブW杯に向けて横浜市内へ移動。クラブ幹部は「みんなで行って練習する」と説明し、従来の遠征メンバーだけでなく全選手で世界相手に腕試しする。8日の開幕戦でオセアニア代表のオークランド(ニュージーランド)と日産スタジアムで対戦する。