ACL本戦出場を目指すG大阪が、今季初実戦として元代表エースと対決することが11日、分かった。チームは2月7日のACLプレーオフ(バンコク・ユナイテッド-ジョホール・ダルルタクジムの勝者)に向け、16日から沖縄本島で合宿に入る。最終日となる24日に元代表FW高原直泰(37)が代表と監督、選手の1人3役を務める沖縄SVと試合を行う方向で調整していることが判明した。

 15年創設の沖縄SVは昨年県3部ながら、高原の人脈で元Jリーガーを集め、J昇格を目標に掲げる。長谷川体制5年目となるG大阪の今季初の対外試合としては申し分がない。万博練習場で自主トレを続ける19歳DF初瀬は「合宿からアピールしたい」。高原の力を借り、3大会連続のACL出場権をつかみ取る。