沖縄キャンプ中の浦和が17日、島尻郡のグラウンドで練習を行った。

 この日は地元の保育園の園児が見学に訪れた。練習前には町役場の職員が激励会を開き、園児も入って集合写真を撮った。

 その後は約1時間半の体力トレーニング。ボールを使わず、10種類のサーキットトレーニングを3セット行った。晴れて気温約21度と少し暑さも感じられる中、最終セットでは選手のユニホームには汗がにじんだ。きつそうな表情も見せていたが、全員がすべてのメニューをクリア。最後にインターバル走を入れ、練習を終えた。

 練習後にはあたたかな日差しの中、ピッチの芝生に座ってリラックスする選手も。岡山から3季ぶりに復帰したMF矢島慎也(22)は「腕が特にきつかったです。メンタルが大事ですね。まだやれる、と」と笑顔。キャンプが本格的にスタートしたことを実感した様子だった。