新潟は26日、今季の主将にDF大野和成(27)、副主将にMF小泉慶(21)とMF本間勲(35)の就任を発表した。MF小林裕紀(28)が磐田に移籍したことで、空いていたキャプテンにはDF大野が昨季の副主将から昇格した。クラブを通じて「これから厳しいこともあると思いますが、自分がチームをしっかり引っ張っていけるように、また病気(急性白血病)と闘っている(早川)史哉、アルビに関わっているすべての人の思いを背負って戦っていきます」と抱負を口にした。

 副主将には新鋭とベテランを配した。MF小泉は高卒4年目で大役に抜てきされた。「チームがいいときも悪いときも、主将1人で抱え込まないようにサポートしていきます。自分も若手ではなく、責任と覚悟を持ち、チームを引っ張っていけるように意識したい」と意気込んだ。2年ぶりに新潟復帰の本間は、10年から12年まで主将も務めた精神的支柱。ご意見番としてのまとめ役に「調子の悪いときにこそ、1つになって戦えるよう、主将をサポートしていきたい」とコメントした。