J1に復帰する清水は28日、静岡市の清水魚町稲荷神社で約250人のサポーターとともに恒例の必勝祈願を行った。さらにエスパルスドリームプラザで「ファン感謝デー」を開催。約6000人のサポーターと触れ合った。

 昨年は小雪の舞う寒さの中での必勝祈願だったが、今年は温かな日差しに包まれた。左伴繁雄社長(61)は「今年は穏やかで、(チームの)出陣を温かく見守ってくれるような天気でありがたい。今年は、J1に戻っただけのクラブではないことを証明するために、一枚岩となって準備をしていきたい」とあいさつした。また、今年から選手会長に就任したMF竹内涼(25)は「待ちに待ったJ1です。この舞台でできる喜び、幸せを感じつつ、必死に1試合1試合プレーしていきます。熱い応援をよろしくお願いします」と話し、サポーターから大きな拍手がわき上がった。

 ファン感謝デーでは、「ちびまる子ちゃんランド」の一日店長をFW白崎凌兵(23)とGK六反勇治(29)が務め、子どもたちと触れあうなど大盛況だった。今年から背番号10を背負う白崎は、ユニホーム姿も披露。サポーターからは大歓声で迎えられ、ユニホームの着心地について「いい感じです」と笑顔で話した。

 チームは30日、鹿児島キャンプに入る。