ジュビロ磐田の元日本代表FW川又堅碁(27)が22日、「脱2位」を誓った。川又はJ2ファジアーノ岡山に所属していた12年に18得点、13年にはJ1アルビレックス新潟のエースとして23得点を記録した。だが、得点ランキングではいずれも2位。Jリーグ史に名を刻めなかったことを振り返り、「1番じゃなければ意味がないことは、身に染みて分かっている」と言った。狙うは自身初の得点王獲得だ。

 この日は、セレッソ大阪との開幕戦(25日午後3時、ヤンマー)に向けて大久保グラウンドで約2時間の調整に励んだ。全体練習後も、最後までグラウンドに残って黙々とシュートを打ち込んだ。

 「先制点が鍵になると思う。勝てばチームも勢いに乗れるし、前線で体を張って、点を取ってチームを勝利に導けるようにしたいです」

 中村俊輔とともに注目される新戦力は、ピッチで加入効果を示す決意だ。