3年ぶりの王座奪還を狙うガンバ大阪がホームでドロー発進した。

 アウェーのACLアデレード(オーストラリア)戦から中3日の強行軍で臨んだG大阪は、前半から決定機をなかなか作ることができなかった。

 0-0で折り返した後半10分、ヴァンフォーレ甲府が先制。左サイドで抜け出したFW田中のクロスにMF松橋が右足で合わせて決めた。

 対するG大阪は同21分、MF今野の左クロスをFW長沢が頭で落とし、FWアデミウソンが右足を合わせたが枠をとらえることができなかった。しかし、後半ロスタイム、中央でFKを獲得。37歳MF遠藤がゴール前へ入れると34歳MF今野が頭で合わせて追い付いた。土壇場でベテラン2人の実力が光った。