横浜FCのFWカズ(三浦知良)が新たな金字塔を打ち立てた。50歳の誕生日に迎えたJ2開幕松本山雅FC戦に先発出場。自身の持つJリーグ最年長出場記録を50歳0日に更新した。2トップの一角として後半20分までプレーし、シュート1本に終わったが、1-0の勝利に貢献した。

 敗れた松本の反町監督は「そりゃすごいに決まっているよ。誰だって長くプレーしたいけど、オレもできなかった。だから今はこんな仕事(監督)なんだから」と、敗戦の悔しさ交じりに得意の「反町節」でカズの偉業をたたえた。右サイドバックとして左FWのカズと相対した元日本代表の田中も「記念すべき日に尊敬する選手と対戦できたのは光栄。50歳。すごいですよ」と話していた。