前半はホームのジュビロ磐田が優位に試合を進めた。

 同20分、本拠地デビューとなったMF中村俊の左CKをFW川又が頭で合わせたが、シュートはポストを直撃。同40分には、カウンターからMF太田が右足で狙うもゴールの枠を外した。

 アウェーのベガルタ仙台も同ロスタイムにMF梁がゴールに迫ったが、ネットは揺らせず。前半は0-0で折り返した。

 後半に入って試合を動かしたのは仙台だった。同29分、FW石原の落としを受けたFW奧埜が、狙いすました右足ミドルで先制点を決めた。仙台1点リードのまま、試合は終盤へ。磐田は選手交代から反撃の糸口を探ったが、好機は少なく、2試合連続の無得点で試合が終了。仙台が、敵地で貴重な勝ち点3をつかんだ。