ヴィッセル神戸は後半開始早々に決めた2点を守りきり開幕3連勝を決めた。ベガルタ仙台は連勝が2で止まった。

 前半は一進一退の展開。序盤は仙台の狙い通りの展開だった。ボールを回し続けてチャンスを待った。同11分、MF奥埜のクロスをDF平岡が胸で落として最後はMF梁がシュートするも浮かしてしまう。以降も決定機を逃した。神戸はだんだんと攻撃を活発化させた。同20分にはカウンターからFW渡辺が右足でシュートを放つも、ブロックされた。その後もゴールを脅かし続けた。両チーム無得点で折り返した。

 後半、いきなり神戸が試合を動かした。1分、ドリブルで中央に切り込んだMF大森が左足で決めた。さらに6分にはこぼれ球を受けたMF藤田が2点目を決めた。その後は相手の猛攻を防いで逃げ切った。仙台は焦りからか終盤も決定力不足に泣いた。