ベガルタ仙台は、ロスタイムにMF奥埜博亮(27)が決勝ゴールを決めて勝利を収めた。

 前半、柏レイソルはFWディエゴ(26)を中心に相手ゴールを脅かし続けたが、DF平岡康裕(30)を中心に厳しいマークを続けた仙台の堅守を突破できなかった。仙台は粘り強く守り、チャンスをつくりにいったが、攻撃の連動性に欠いた。

 互いに無得点で迎えた後半。仙台は必死の守備を続け、徐々にチャンスを作り出した。柏もFW伊東純也(24)がサイドから攻撃を組み立て先制点を伺う。同30分に今季2得点のFW武富孝介(26)を投入するも、得点を奪えない。仙台は同42分に新加入FWクリスラン(25)を投入。

 0-0の後半46分。奥埜が中央から右足でミドルシュートを決めた。その後も必死の守備で逃げ切った仙台が、今季リーグ戦3勝目を挙げた。