W杯アジア最終予選UAE戦で2年ぶりに代表復帰したMF今野泰幸(34=G大阪)が、後半7分に久保の右クロスを胸トラップだけでDFをかわし、右足でゴール。34歳57日の得点は、93年スリランカ戦でMFラモス瑠偉(当時V川崎)が決めた36歳85日に次ぐW杯予選歴代2位の年長弾になった。

 MF今野は今季からガンバ大阪で攻撃的な左MFを務める。G大阪は開幕から3ボランチで中盤の底が遠藤、左に今野、右に井手口を置く布陣を採用。しかし、ハリルホジッチ監督が視察した柏レイソル戦とFC東京戦は井手口が負傷欠場していたため、MF倉田が代役として中盤の右に入っていた。24日、G大阪の長谷川監督は代表の2人について「今ちゃん(今野)はガンバのようによくシュートを打っていた。秋(倉田)も良かった」と満足そうだった。