ベガルタ仙台の新選手会長に就任したGK石川慧(24)が抱負を語った。これまでDF蜂須賀孝治(26)が務めていた。

 24日に選手間の投票で選出された。「選ばれたからには頑張ろうと思いました」と率直な思いを口にした。昨季は関憲太郎(31)と六反勇治(29=現清水)の離脱が重なり、J1初出場を果たした。今季はシュミット・ダニエル(25)が復帰し、韓国からイ・ユノ(18)が加入して、GK陣の競争は激化。石川慧はこれまで公式戦出場はないが、「1日1日の積み重ねの大切さを実感した。モチベーションを高く保って1年間やりたい」と、昨季の経験を糧に競争を勝ち抜くつもりだ。

 渡辺晋監督(43)は「苦労している人間だから、痛みの分かる選手だ」と、活躍を期待した。