FC東京が北の大地で逆転負けした。前半8分にMF東慶悟(26)の今季初ゴールで先制したが、同42分に相手の右CKから同点弾を許すと、後半14分に決勝点を奪われた。

 篠田善之監督(45)は「責任は非常に大きいと思いますし、北海道まで来てくれたサポーターにこの結果を届けることは重たいなあと、あらためて感じています」と反省した。

 2試合ぶりのゴールを狙ったFW大久保嘉人(34)も、公式戦3戦連発中だったFWピーター・ウタカ(33)も不発。

 J1での北海道コンサドーレ札幌戦は過去8戦全勝で、お得意さまから今回も勝ち点3を奪うつもりだったが、結果は屈辱の逆転負け。シュート数も3倍超の20本(東京は8本)を浴びる力負けで、主将のDF森重真人(29)も「悪い癖が出た。いつものFC東京に戻った感覚」と嘆くしかなかった。