浦和レッズは前半5分、MF柏木のロングフィードがFW興梠に通り、DFをかわしてシュートにまで持ち込んだが決められない。さらに14分には右サイドから一気に左のMF宇賀神に展開し決定機をつくったが、ここでも宇賀神のシュートはゴール枠を外れた。

 試合は両チーム無得点のまま前半を終えた。

 先制点を奪ったのは浦和。後半10分、ゴール前のこぼれ球をボックス外からMF青木が強烈なミドル。これをGKカミンスキーがはじいたところを、FWファブリシオが左足ボレーで豪快にゴール左隅に決めた。

 さらに16分、今度はMF武藤がゴール前でフリーのFWファブリシオに冷静につなげ、これをファブリシオがGKとの1対1を確実に決めこの日2ゴールを奪いリードを2点に広げた。

 浦和は後半40分にDF槙野が右CKからヘッドで得点を奪い3-0として試合を決定づけた。なお、ファブリシオは後半45分にも得点しハットトリックを達成した。