ガンバ大阪が痛恨のドローに終わった。先制はG大阪だった。前半18分、MF倉田が自ら得たPKを決めた。G大阪の背番号10にとって10試合ぶりのゴール。今季3得点目で勢いをもたらした。

 先制点を奪われたコンサドーレ札幌は前半から一気に攻勢に出た。同37分、ペナルティーエリア内でMF石川の折り返しをフリーのタイ代表MFチャナティップが合わせるも、相手DFの懸命なクリアに阻まれた。ペースを握り、好機をつくり続けたが、前半はG大阪のリードで折り返した。

 後半も札幌が主導権を握った。だが、サイドからの崩しで敵陣に進入する札幌に対し、G大阪宮本監督が動いた。後半14分にMF藤本に替えてDF米倉を投入。4バックから5バックへ変更し、守備を固めた。だが、後半ロスタイム、札幌のFW都倉が最後に決めて土壇場でドロー決着となった。