日本プロサッカー選手会は12日、千葉市のフクダ電子アリーナで、Jリーグのクラブから戦力外通告を受けた選手を対象にしたトライアウトを行い、“ジャンボ”の愛称で知られるJ3ザスパクサツ群馬FW大久保哲哉(38)ら54選手が参加した。

プロ16年目の大久保は7対7のミニゲーム、フルコートでの紅白戦で190センチの長身を生かしたプレーでアピールした。今季は20試合出場で1得点。J通算99得点まで伸ばしたが、目標の「100」にあと1点届かなかった。「100点を目前に引退はできない。このまま不完全燃焼で終わるわけにはいかない」と強い覚悟を口にした。