北海道コンサドーレ札幌MF荒野拓馬(25)が13日、来季のJ1初ゴールをファンに約束した。

昨オフ販売された「カイタクなる福袋」で、「選手との食事権」を抽選の末購入した1組3人と、札幌市内のホテルでディナー。今季は26試合に出場し、無得点だったが、来季の抱負を聞かれ「今年より試合に出ること。5ゴール5アシストします」と宣言した。

同席したOB吉原宏太氏(40)からは「ミシャサッカーの申し子になれ」と、ミハイロ・ペトロビッチ監督(61)流のサッカーをマスターし、伝道師となることを厳命された。「ポテンシャルがある。もっと数字にこだわれ」と、期待を込めてハッパを掛けられた。先輩からのエールを、真剣に受け止めていた。

幼稚園児のころ、3年連続でマラソン大会1位となったエピソードなどを披露しながら、購入者との食事を楽しんだ。「来年はCM(出演を増やせるように)頑張ります」と、チームのムードメーカーらしく、オフザピッチでの活動にも力を抜くつもりはない。【保坂果那】