J2京都から新加入のコンサドーレ札幌FW岩崎悠人(20)が、5日ぶりに全体練習に合流した。16日に左足首を痛め、別メニューで調整していた。「怖さはあるけど、痛みはほぼない。しっかりやっていきたい」。ここから遅れを取り戻す。

キャンプ序盤での負傷による焦りは、チームの気づかいで和らいだ。ミハイロ・ペトロビッチ監督(61)らスタッフやチームメートからの言葉がうれしかった。「みんな優しくて『開幕に間に合えばいい』と言われた」。じっくり治療に専念し早期復帰につなげた。

岩崎にとって「ミシャ流サッカー」は「やっていて楽しい。ワンタッチでポンポンつながると、うれしさがある。ゴール前でひらめきやアイデアが生まれるのが楽しみ」と、向上心をくすぐられるもの。戦術理解に取り組んでいる。

負傷前に参加したミニゲームでは、シャドーで動きの良さを見せていた。「特徴をアピールしていきたい」と、残り1週間のタイキャンプでの目標を掲げる。U-21日本代表のスピード感あふれるプレーを、どんどん見せていく。