Jリーグは7日、実行委員会を行い、新型コロナのデルタ株のまん延を受けて、リーグ独自の濃厚接触疑い者に関する判断基準を見直すことを決定した。

Jリーグでは新型コロナ感染者が出たクラブに対して、保健所が濃厚接触者を指定するまでの間、暫定的な「濃厚接触疑い者」を定めることで、感染の拡大を防止している。

これまでの基準では「発症日の2日前以降の接触」を確認していたが、新基準では「3日前以降」と期間を1日拡大した。

加えて「マスクなしで、1メートル以内、15分以上会話した者」と定めていたところを「マスクなしで、2メートル以内、24時間以内に累積で15分以上会話した者」とし、濃厚接触疑い者の基準をより厳しく変更した。

村井チェアマンは「まだまだデルタ株の脅威が収束をみておらず、緊急事態宣言の延長も議論されている中、より厳格なガイドラインを用意しながら向かっていこうと申し合わせている」と話した。新しい判断基準は7日から適用される。