国内公式戦10戦未勝利中のJ1浦和が24日、さいたま市内で非公開練習を行った。23日のナビスコ杯京都戦の先発メンバーはランニングなどの軽めの調整。控え組と若手に加え、左太もも肉離れから回復したDF闘莉王がミニゲームや攻撃のフォーメーション練習などを消化した。

 前日の京都戦では3-1から追いつかれてのドローとなり、勝利を逃したという雰囲気がチームを包んだ。選手のまとめ役となる岡野雅行は「なかなか明るくなれない流れだけど、ここをうまく切り替えないといけない。あとは勝つだけだから」と口にした。また中村修三GMも「負けてもおかしくない展開を引き分けにしたと見ている。着実にチームは良くなっている」と話した。