J1のG大阪は19日、北京五輪に出場するU-23(23歳以下)日本代表で主将を務めるDF水本裕貴(22)が退団すると発表した。水本は出場機会を求めて移籍を希望、本人交渉を含めたクラブ間の交渉をしている。

 今季、J1千葉から加入した水本は、リーグ戦で開幕から2試合先発出場しただけで、不調が続いてその後は5試合に短時間途中出場しただけだった。

 この日、G大阪で最後の練習に参加した水本は「クラブと話し合って(移籍先の)結論を出す。チームに迷惑をかけて申し訳ない」とコメント。西野朗監督は「まだこれからチャレンジしてほしかった。強く慰留したが、一緒に仕事ができないのは残念」と話した。