Jリーグは26日の理事会で、来季のJ2入会を目指す準加盟5クラブの予備審査結果を報告した。現時点ではカターレ富山、ファジアーノ岡山は昇格の財務基準を満たす可能性が高いと判断する一方で、栃木SC、ガイナーレ鳥取、ニューウェーブ北九州は経営状況などの面で基準に劣るとの見方を示した。

 J2入りの成績面の条件は日本フットボールリーグ(JFL)4位以上。その上で、債務超過でないことや、いす席が1万席以上ある競技場を確保することなどの諸条件を満たす必要がある。

 現在JFL4位のファジアーノ岡山は地元企業の出資などによる経営基盤の強化、同5位のカターレ富山は育成組織の整備が求められている。