J2福岡がサポーターと共同で企画した練習場見学バスツアーが13日、初めて開催された。博多、久留米から出発した合計2台のバスで83人が雁の巣球技場(福岡市東区)を訪れた。前日12日に天皇杯に出場したメンバーと一緒に、ピッチでシュート練習をした後は、同じ敷地内にある畑に移動。選手とともに、イモ掘りをし、午後は控え組の練習試合を見学するもりだくさんの内容だった。MF城後寿(22)は「スクールとは違う雰囲気で、サポーターとふれ合える機会は貴重だと思う」と楽しそうな表情。発起人の1人は「シーズン当初からクラブにはたらきかけて、ようやく実現した。子供中心のイベントにしたのは、小さい子の期待を背負っていると選手に感じてほしかったから。子供の夢のためにも頑張ってほしい」と話した。