オーストリアのザルツブルクから神戸に移籍が決まった元日本代表主将のDF宮本恒靖(31)が16日、オーストリアから成田空港着後、東京都内のホテルで移籍会見に臨み「2010年のアジアCL出場に向け、リーダーシップを発揮して神戸を強くしたい」と抱負を話した。

 複数年契約を結び、背番号14に決まった宮本は、クラブの三木谷浩史会長とともに契約書にサイン。がっちり握手を交わすと、緊張気味だった宮本の表情はほころんだ。「もう1度、日本でプレーしたかった。神戸での挑戦を楽しみにしている」と目を輝かせた。