<J1:川崎F1-1鹿島>◇第16節◇5日◇等々力

 川崎FのMF中村憲剛(28)は「途中までは良かったが、ボールをかっさらわれて失点したのはもったいない」と、後半19分に追いつかれた失点を悔やんだ。シュート数では15対8と倍近くの差をつけたが、勝ち越せず「チャンスもつくったし決めきれると思ったけど、向こうはやっぱりしたたか」と、2連覇中の王者鹿島の強さを、あらためて思い知らされた様子だった。