<ナビスコ杯:東京5-1名古屋>◇15日◇準々決勝第1戦◇味スタ

 名古屋が東京に大敗した。5失点は、ドラガン・ストイコビッチ監督(44)が就任して以来のワースト記録。体調不調でGK楢崎正剛(33)が出場しなかったことも響き前半3分、10分、11分、26分と立て続けに4失点。後半に1点を返したが、同30分にDF増川隆洋(29)がオウンゴール。2年連続の4強入りには、ホームでの大量得点が必要という苦境に立たされた。

 ストイコビッチ監督は「ベンチにいて0-4になったゲームを見ているのは苦しかった。このゲームを深く、深く分析しなければならない。これが、90分間で起こった現実だ」と、努めて冷静な口調で話した。