磐田が4日の練習で、FWカレン・ロバート(24)を右サイドMFにコンバートした。10対10のミニゲームで、主力組の2本目に登場すると、スピードに乗ったドリブル突破で持ち味を発揮。柳下正明監督(49)は「縦へのスピードがあるからね」と、コンバートの狙いを明かした。

 FWとして05年には13得点を奪い、新人王を獲得したスピードスターも、今季は昨年12月に行った左ひざ手術の影響で、7月に実戦復帰を果たしリーグ戦出場はまだ3試合。ゴールも昨年11月以来遠ざかっている。同監督は「だんだんよくはなってきている。もう少し自分の判断でプレーできれば(もっとよくなる)」と、期待を込めて課題を挙げていた。