横浜の来季監督にクラブOBで元日本代表の木村和司氏(51)の就任が確実になっていることが5日、分かった。木村氏サイドの関係者によると、横浜からの就任要請に本人も前向きで、近日中に契約が成立する見通しという。

 横浜は現在リーグ10位に低迷し、今季限りで木村浩吉監督の解任を決定。木村和司氏は現役時代にFKの名手として知られ、日本代表は54試合出場で歴代5位の26ゴールを挙げた。前身の日産自動車時代から看板選手だったが、Jリーグでの監督経験はない。

 クラブは来季フロント体制も刷新する方針で、フロント入りの候補として日産自動車OBの金田喜稔氏らの名前が挙がっているという。(共同)