<J1:東京1-0神戸>◇第33節◇28日◇味スタ

 神戸は、ボランチに入れた宮本恒靖を前半のみで代える荒治療をしながら悔しい敗戦を喫した。前半の劣勢となった展開を変えるため、三浦俊也監督は後半開始から宮本を下げ、MF田中英雄を投入。キープ力のあるMFボッティを中盤の真ん中でプレーさせたが、ゴールは遠かった。11月はリーグ3戦で2敗1分けと未勝利。勝ち点1を積み上げただけだったが、何とかJ1残留を決めた。三浦監督は「残念。前半は守備ばかりの時間が長くなったので、後半は攻めにいった。うちはターゲットになる選手がおらず、空中戦で負けている」と嘆いていた。