名古屋DF竹内彬(26)が24日、愛知・豊田市内で契約交渉を行い、来季契約を更新した。チーム随一の熱い男は「交渉といっても、クラブと戦うようなイメージではありませんし、もめた訳でもない。お互いにポジティブな話し合いができました」と気持ちよくサインしたことを強調した。

 昨季右サイドバック(SB)として大活躍したが、今季は右SBにDF田中隼磨(27)が移籍加入し、出場機会が減った。センターバック(CB)もこなすが、来季はそのCBに日本代表DF田中マルクス闘莉王(28)がやって来る。竹内の前には「田中」のカベが立ちはだかるが「ベンチに座って、ケガとか出場停止で空いたポジションに入るのではなく、つねにピッチに立っていたい」とレギュラー再奪取へ熱い思いを語った。

 なお同日、MF中村直志(30)とDF阿部翔平(26)も来季契約を結んだ。