名古屋に加入するDF新井辰也(22=中大)が28日、愛知・豊田市内で会見を行った。188センチの長身が武器の大型センターバック(CB)は、緊張ぎみに「入団にかかわり、協力して下さった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ひとつでも多くのタイトルを取り、ファンの方に喜んでいただけるように頑張っていきたい」などと話した。

 CBは日本代表DF田中マルクス闘莉王(28)ら実力者がひしめく激戦区。新井は「闘莉王選手がいる中でプレーできるのはプラスだと思う」。都立日野台から一般入試で中大に進み、たゆまぬ努力で実力を積み上げてJ1入りの目標を成し遂げた期待の大型新人に、久米一正ゼネラルマネジャー(54)も「将来のグランパスのDFラインを必ず、担ってくれる」と期待を寄せた。