今季からJ1に昇格した湘南が、ホームタウンの企業とタッグを組む共同事業に乗り出すことが4日、発表された。神奈川・茅ケ崎市を中心に不動産や温浴施設の経営、福祉事業などを手掛ける亀井工業ホールディングスと共同経営する「湘南ベルマーレ茅ケ崎フットサルクラブ」を来月8日からオープンさせる。大企業をバックアップを受けていない同クラブは、収益の見込むことができる貴重な事業として今後、力を注いでいく方針。湘南に在籍した中里宏司が運営スタッフを務めるなど、同クラブOBのセカンドキャリアを提供する役割も担う。

 真壁潔社長は「資産がないクラブとしてはとてもありがたい事業。(規模を)広げていけたらいいですね」と話した。