<プレナスなでしこリーグ:浦和2-0INAC>◇第7節◇27日◇駒場

 浦和FW荒川恵理子(30)が、日テレからの移籍後、リーグ戦初出場で同初ゴールを決めた。移籍直後の3月27日に行われた日韓女子リーグチャンピオンシップ高陽大教戦で、ゴールを決めながら右太ももを肉離れして離脱。この日、約1カ月間の中断を経て再開したリーグ戦で初先発した。

 MF窪田飛鳥の先制ゴールで1点をリードして迎えた後半11分。荒川は、相手GKのクリアボールに反応し、右足シュートで追加点を奪った。チームも再開戦で完封勝利を収め、首位をキープ。荒川は試合後のインタビューで「お待たせしました。最近はやりのドヤ顔をしようと思っていましたけれど、うれしすぎて忘れてしまいました」と笑顔。詰めかけた1445人観衆を沸かせた。

 また、日本女子代表で昨季まで浦和に所属したブンデス1部デュイスブルクMF安藤梢も観戦し、古巣に声援を送った。