<J1:G大阪2-1湘南>◇第32節◇23日◇万博

 3連勝のG大阪が、今季初めて2位に浮上した。

 試合開始1分足らずで、左からのクロスを元日本代表のMF橋本英郎(31)が押し込み先制した。電光石火のゴールに、西野監督も「あまりにいいスタートだったので、逆に(その後は)完全にリズムを取り切れない状況になった」と驚いたほど。その後、一時は同点に追いつかれながらも、後半30分には遠藤のロングパスを受けた途中出場のMF佐々木勇人(27)が決勝弾。晩秋の本拠地万博で、気持ちのいい勝利を飾った。

 殊勲の佐々木は「真ん中が空いていたので、ボールをもらえばチャンスになると思った。ヤットさん(遠藤)からいいボールが来た」と笑顔を見せた。

 MF遠藤保仁(30)も「同点に追いつかれたのは反省しないといけないですけれど(決勝弾は)ある程度イメージ通りにいけた」と話した。