<富士ゼロックススーパー杯:名古屋1-1(PK3-1)鹿島>◇26日◇日産ス

 昨季リーグ王者の名古屋が天皇杯優勝の鹿島と対戦し、PK戦の末に勝利した。序盤は名古屋ペースで試合が進み、前半19分にFW玉田圭司(30)が左足ミドルシュートで鹿島ゴールを脅かす。鹿島も同29分にFW大迫勇也(20)が強烈なシュートを打つが、バーを直撃。お互いにチャンスをつくったものの、ゴールを奪えず0-0で前半を終えた。

 後半の序盤は名古屋ペースで試合が進み、後半9分に新加入のMF藤本淳吾(26)のFKを191センチのDF増川隆洋(31)が頭で合わせて先制。鹿島は同21分にMF野沢拓也(29)が直接FKを鮮やかに突き刺し1-1の同点に追いついた。その後は両チーム譲らず、PK戦で決着をつけることになった。

 PK戦では名古屋GK楢崎正剛(34)が3本をストップして勝負を決めた。