Jリーグは5日に19年目が開幕する。リーグ戦が始まった1993年の「J元年」に生まれた選手が今季はJ1、J2を合わせて17人(2月28日現在)出場登録された。好選手がそろう92年生まれが「プラチナ世代」として注目されている中、1つ年下にも有望選手がいる。J2湘南の遠藤航はJ1だった昨季終盤、先発に定着し、今季も主力を担うユース出身のセンターバックだ。93年2月生まれで横浜市育ち。「ことしはきちんとレギュラーを取って、U-22(22歳以下)やU-18(18歳以下)の代表に関わりたい。できるだけ早く海外にも行きたい」と意欲的だ。J2東京VのFW南秀仁も昨季Jリーグデビューを果たした。日本のプロサッカーの歴史的な船出となった93年5月15日の開幕戦、V川崎(現東京V)-横浜Mの10日前に当たる5月5日生まれ。「サッカーのない生活は思い浮かばない」と言う。