J1、J2合同実行委員会が14日、東京・文京区のJFAハウスで行われ、Jリーグが来季からの導入を検討しているJ1昇格クラブを決めるプレーオフについて話し合われた。

 この日は、J各クラブの実行委員に対し、Jリーグ側が「J2の2位までは自動昇格。3~6位までのクラブでプレーオフを行う」という現行案を提示。リーグ3位のクラブの優位性をどう保つか、3位と4位以下のクラブで大きな勝ち点差が出た場合のプレーオフ実施の意味、日程面の問題点など幅広い意見が出た。

 Jリーグは7月のJ1、J2各実行委員会でプレーオフの導入の可否を決める意向。そこで導入が決まれば、8月のJ1、J2合同実行委員会でプレーオフの実施方法について話し合われることになる。中西大介Jリーグ事務局長は「プレーオフ導入はJ2の活性化が目的。(可否も含め)いろいろな意見が出ることは健全なことだと思う。プレーオフをやることで全国にJ2を見てもらいたい」と話した。