なでしこジャパンMF沢穂希(33=INAC神戸)と日本サッカー協会の小倉純二会長(73)が8日、FIFA(国際サッカー連盟)年間最優秀賞表彰式(9日、日本時間10日未明)に出席するため、成田空港からスイス・チューリヒに出発した。女子W杯ドイツ大会で優勝し、MVPに輝いた沢は、米国代表FWワンバック、ブラジル代表FWマルタとともに、女子選手部門最終候補3人に選ばれている。茶色のダウンジャケットにジーンズ姿で出発した沢は「楽しみというより、今から緊張しています」。小倉会長は「(女子チーム監督部門の)佐々木監督と2人ともうまくいくことを願っています」と日本人初の名誉に期待した。