スペイン遠征中に右ふくらはぎを痛めたなでしこジャパンの主将・沢穂希（３３＝ＩＮＡＣ神戸）が全治３週間の重傷だったことが８日、分かった。沢はこの日朝、チームとともに関西国際空港着の航空機で帰国。そのまま神戸市内の病院で検査を受け右腓腹筋（右ふくらはぎ）内側上部肉離れ全治３週間の診断を受けた。９日から和歌山県内で行われる女子日本代表候補合同合宿は辞退。２９日からポルトガルで行われるアルガルベ杯も出場が微妙な状況だ。沢は２日、バルセロナレディースとの練習試合で右足ふくらはぎに違和感を感じた。しかし、現地の病院には行かず、翌日の練習からは別メニュー調整を続けていた。