<全国高校サッカー東京都大会:国学院久我山2-0実践学園>◇15日◇Bブロック決勝◇味の素フィールド西が丘

 国学院久我山が今大会4試合連続の無失点で、実践学園に2-0で勝利。2大会連続6度目の出場を決めた。

 前半7分にMF鈴木遥太郎(2年)の右足ゴールで先制。後半17分には、FW飯原健斗(3年)の得点で突き放した。李済華監督は「2年連続の出場は初めてなので、うれしい。今年のうちらしい試合だった。1点取れれば、攻められても慌てることはない」と振り返った。

 昨年の高校サッカーでは、優勝候補に挙げられながら1回戦で敗退し、悔しい思いを経験した。主将のDF内藤健太(3年)は「去年は自分は2年生で、3年生に頼りすぎていた。あの悔しさは毎日、思い出している。目の前の1戦1戦で自分たちの力を出し切りたい」と話した。