<J1:京都0-4浦和>◇第15節◇28日◇西京極

 試合序盤から両チームとも激しい攻防を演じた。秋田豊新監督の初采配(さいはい)となった京都は前半12分、MF安藤淳のサイドチェンジに走り込んだMF渡辺大剛が、右サイドから切れ込んでシュート。浦和がその4分後、MF柏木陽介が左足でGK正面へダイレクトボレーを放てば、同23分には京都FWディエゴが強烈な右足シュートで脅かした。しかし、前半は0-0で折り返した。

 試合の主導権を握ったのは浦和だった。後半開始早々の8分。左サイドバックの位置から前線に駆け込んだDFサヌが、強烈なミドルシュートで先制した。同19分にはMFポンテが、FWエジミウソンのラストパスを蹴り込んで2点目。30分にもエジミウソンが追加点を奪うと、43分には途中出場のDF宇賀神友弥がダメ押しの今季リーグ戦初ゴールを決めた。

 浦和は5月5日名古屋戦以来の勝利で連敗を「2」でストップ。一方の京都は秋田新監督の初陣で大敗し3連敗。