J1浦和は29日、さいたま市内のグラウンドで練習を行った。オーストラリア出身でチーム最長身193センチのDFスピラノビッチ(22)は東日本大震災後に一時帰国し、25日に再来日、翌26日から練習に合流した。帰省中は、母親が勤務しているスポーツジムでトレーニングし、コンディション調整をしていたという。「気分を変えるために友達に会ったりしてリラックスもしていたが、リーグ再開のためにコンディションを維持していました」。余震や計画停電なども続く状態だが、「怖く感じることもあるが、大丈夫。これがサッカー選手の仕事だから」と、言い切った。