鹿島は27日、茨城・カシマスタジアムで非公開練習を行い、ナビスコ杯決勝の浦和戦(東京・国立)に備えた。対浦和は今季リーグ戦では2引き分け。浦和は20日にペトロビッチ監督(45)の解任と、同クラブユース堀孝史監督(44)の監督就任を発表したばかり。戦術も変わっているが、オリベイラ監督(60)は「全員を警戒しないといけない。レッズがどういう状況で、どう取り組んでくるかは、私が関与するところではない。個人能力の高い選手がそろっているチーム。その相手に対処できる状態にすることが重要」と気を引き締めていた。勝てばトニーニョ・セレーゾ氏が獲得した5冠を抜き、鹿島監督最多となる6つ目のタイトルをもたらすことになる。